今はなき三洋電機グループの海外現地法人(シンガポール・インドネシア)の立上げに関わり経営の骨格づくりを経験した後、2001年に税理士として開業しました。これからの税理士は経営コンサルタントとしてのニーズが求められると言われ始めたころですが、税理士試験にマーケティングの試験はありません。どうやって経営のアドバイスをしたらいいのか苦悩の日々が続きました。そんな中で、東京に大阪にと様々な経営セミナーを受講する中、まず取り組んだのが決算書を分かりやすく説明することです。決算書を理解してもらえれば、経営の現状が分かり、次の打ち手が見えてくると考えたためです。決算書を理解するための最大のポイントは簡略化です!たくさん科目が並んでいる決算書を見ても経営の全体像は見えてきません。そこで、決算書の項目を最小限にした表を作って、お客様に見てもらったところ、多くの社長さんに「そうか、こうなっていたんだ、分かりやすいね!」と言っていただけました。とても嬉しかったのを覚えています。
アイデア売上UPコンサルになった理由
1.決算書を分かりやすく説明し理解してもらうこと
2.業績UPに効果的な経営計画書の作成支援
決算書は分かりやすく理解してもらえるようになりましたが、決算書を理解してもらっただけでは次の打ち手が見えてこないことが分ってきました。そこで次に取り組んだのが、効果的な経営計画書の作成支援です。決算書は過去の取引を集計した表にすぎません。経営を良くするには未来に向かってどうしたいのかを「イメージの力」を使って考える必要があると考えました。また脳科学の観点から、「Aiと人間の意思決定の違い」や「思考の仕組み」、「なぜ理念や夢が重要なのか!」など独自の切り口で、戦略・戦術などをいろんな角度から考える手法を開発しました。私の経営計画書の作成の特徴は、お客様の中に答えがあるという考え方です。コーチング・スタイルでお客様の考えを引き出して、「アッ!そうか!!」と、腑に落ち、具体化する事が大切だと考えます。
3.独自の売上UP手法の確立
その後、お客様の経営支援を続ける中で思ったことは、業績アップにはやはり「売上アップ」が重要であることを痛感しました。経費の削減はもちろん大切です。でも限界があります。そして何よりも社長さんは「売上UP」をもっとも望んでいることに気付きました。しかし税理士に売上UP支援なんてできるのだろうか?という不安に駆られたのは当然のことです。またまた苦悩の日々が長年続きました。
2012年から人生の目標達成プログラムとして脳科学を学んでいましたので、脳科学の知識をマーケティングとかけ合わせて、3年間の年月を経て2015年に私のオリジナルの売上UPの手法を確立しました。そして現在まで手法をブラッシュアップし続けています。
当事務所オリジナルの売上UPの手法
当事務所オリジナルの売上UPの手法について、概要をお伝えします。
私の売上UPの手法は、商品やサービスの「価値」を上げることに着目しています。そして価値を上げるにはアイデア発想が必要と考えました。そこで脳がアイデアをどのように発想するのか、その仕組みを研究し、誰でもアイデアを発想できる再現性のある手法を開発しました。
ポイントは、5つです。
1.考えるってどういうこと?
2.知識を知恵に変える方法とは!!
3.独創性って何?
4.イメージの力を使う
5.夢や大きな目標が大事
1.考えるってどういうこと?
では具体的に見ていきましょう。
1.考えるってどういうこと?
改めて「考える」ってどういうことか、と聞かれてどう答えますか?アイデアを発想するには、まず「考える」ってどういうことなのかを理解する必要があります。考えるとは、既存の物事と物事を組み合わせることです。例えば、食パンとハムを組み合わせれば、食パンだけより美味しくなります。この程度の発想ではアイデアとは言えませんが、このように「考える」とは物事を組合せることです。でもアイデアを発想するときに、この「組み合わせて考える」をどうやったらいいのか分かりますか!?組み合わせてアイデアを発想するにはコツがあります。
2.知識を知恵に変える方法とは!!
3.独創性って何?
2.知識を知恵に変える方法とは!!
ドラッカーは、「事業とは、知識を付加価値に変えること」と言っています。(創造する経営者P114)では、知識を付加価値に変えるとはどういうことでしょうか!?これは、バラバラに存在する知識を統合して、意味のあるものに変えることです。これが付加価値の正体です。簡単に言うと、こうやってイノベーション(技術革新)が生まれるのです。バラバラに存在する知識を統合する脳の仕組みが分かればアイデア発想がグンと身近になります。
3独創性って何?
アイデアにも段階があります。自己満足なアイデアからアインシュタインの様な誰にも考え付かないような凄いアイデアまで。人が一生懸命考えてもとうてい考え付かないようなアイデアを独創性と言ったりします。独創性とは、「一見関係ないように見える」2つ以上のモノが結び付いて、意味を成すことを独創性と言います。では、どうやったら独創性を発揮することができるのか!?「一見関係ないように見える」2つ以上のモノを結び付ける手法にご興味ありませんか!?
4.「イメージの力」を活用
5. 夢や大きな目標が必要
4.「イメージの力」を活用
言葉は思考と言ったりもしますが、思考はイメージで行った方が効果的です。
5.夢や大きな目標が必要
そして、夢や大きな目標もアイデアには欠かせません。え??夢や大きな目標がアイデア発想に必要なの???と多くの方が思うことでしょう。でも脳の仕組みが分かれば、なるほど!となります。リラックスするとアイデアが浮かぶ!とよく言いますが、リラックスさえしていればアイデアが生まれるわけではありません。こう考えていきますと、アイデアを発想するって意外なことが多いことが分かりますが、脳がどうやってアイデアを発想するかその仕組みが分かり、手順さえわかれば、実は誰にでも発想できるのです。私は上記の様に考え、アイデア売上UPコンサルになりました。